横浜市会議員丸山みねお『市政直行便』7号
システムの変更に伴い、一時掲載を中止しておりました、市政直行便7号を再掲載いたします。
今回は、マスコミでもしばしば話題として取り上げられている「モンスターペアレント」の話題です。
市として、この問題にどう取り組んでいくか?
是非お読みいただいて、感想などお寄せいただければと思います。
また、下のリンク(青文字)をクリックして頂けば、同じ内容のPDF版が表示されます。PDF版は、A4の用紙に印刷することができます。印刷して、地域や職場の皆様と一緒にご覧いただくことができますので、ぜひご活用ください。
☆PDF版はこちらから 市政直行便7号 表紙側 市政直行便7号 裏面
市会議員丸山みねお『市政直行便』7号
モンスターペアレントって?
担任教師や学校に対して、自己中心的で理不尽な苦情や、無理難題な要求を突きつける保護者のこと。
横浜市教育委員会の調査では、教師の41%が体験し、今や教育の深刻な障害となっています。「義務教育」とは、保護者が子どもに小・中学校の教育を受けさせる義務があるということで、親が一方的に学校に対して常識の範囲を逸脱した要求をし、まして教師を悪者扱いにするのは、とんでもないことです。例えば、お金があるのに、学校給食費を払わないといったことは親の問題です。
同時に、教師の側にも、いろいろな問題が指摘されていますが、最近、目にする破廉恥な事件は絶対に許されることではありません。市教育委員会として厳罰をもって対処し、個人のこととはいえ、このような事故を起こさない学校の体質づくりが急務です。
●ますます過重となる管理職の職務-
横浜市は10年ほど前から、教員採用試験の方法について、単なる「点数主義」ではなく、「人間性」を加味して採点しているので、以後熱血教師が増え、質が少しずつ良くなってきています。しかし、モンスターペアレントの問題などで、将来性のある若くて優秀な教師が、やる気を無くしている面も見受けられ心配です。
その結果、管理職になりたがらない教師が増えてきています。特に「副校長の職務」は、年々多岐にわたり増加。例えば、モンスターペアレントをはじめ、学力低下、いじめ、給食費の未納などへの対応、さらには、昨今問題になっている「学校裏サイト」のチェックなど、そのために膨大な時間が奪われているのが実状です。
20年度の学校管理職を対象にした調査では、モンスターペアレントや地域対応の問題解決のため、精神的に追い込まれる管理職が増加しているという憂慮すべき結果がでています。
●横浜市の対応は?
平成20年度予算で、2干277万円を組み「学校課題解決支援チーム」を新設。このチームは、豊富な知識を有する学校長OBが、複雑・多様化している学校での様々な課題に対応し、事件・事故の発生時に学校と共に機動的かつ柔軟に、場合によっては臨床心理士など専門家の応援や弁護士などに相談し問題解決に取り組みます。
しかし、市内全校に対し、3名1チーム、計2チームしかなく、身勝手な保護者や問題教師などへの万全の対応は無理で、横浜市が目指している「個性を伸ばす教育」はとてもできません。
支援チームの充実強化と、学校・保護者まかせでない教育を!
私は、問題解決に当たり、保護者の資質の問題として当事者任せにするのではなく、一生懸命子供たらに接している教師が安心して教育活動が出来るよう横浜市は最大限の支援をしなければなりません。
それには、①いつでも即対応できるよう「学校課題解決支援チーム」の陣容を一段と充実強化。学校長OBだけではなく、弁護士や臨床心理士などのカウンセラーを含めたチームを編成し、2つの区で1チームが管理、計9チームで学校に対応する。②教師の事件については厳罰に処し、再発防止を。③副校長の職務の明確化を図り、大規模校には副校長の複数配置が必要です。
少子化が進む中、子どもたちの豊かな成長を願う教育はますます大切になってきます。未来を担う子供たらが、確かな学力と豊かな心、健やかな体を育めるよう、社会を担う者として教育の使命があり、教師の方々と地域の力で、保護者任せの躾・教育を今まで以上に見守っていかなければと考えます。
戦災そして進駐軍の接収・・・
~「南区」激動の時代を検証する~
昭和20年8月15日は、特に高齢者の方々には忘れがたい「終戦の日」です。その前の年、19年にはアメリカ爆撃機による本土への空襲が本格化し、20年になるとほとんど毎日のように警報が鳴り響き、南区では、4月15、16、19日と立て続けに空襲があり、かなりの被害を受けました。しかし、なんといっても物凄かったのは5月29日の大空襲で、517機ものB29がP51戦闘機101機の援護のもとに襲来、横浜市内を無差別に焼夷弾で爆撃し、甚大な被害を受けました。
南区の被害は、羅災者7万人余(当時の推計人口約9万2千人)、区の約40%が被災し、市内のどの区より災害が多かったと記録に残されています。当時、私の父は中区不老町に住んでいましたが、空襲で焼け出され、現在の新川町に移りました。
大空襲の様子を「蒔田国民学校」に勤務していた先生は次のように記録しています。(『南区制50周年記念誌』より抜粋要約)。
「午前8時頃、敵機は蒔田学校上空にも侵入し、焼夷弾攻撃でたちまち火焔につつまれる。校長先生はじめ全職員がすぐにバケツを持って火の粉の人らぬように見守りましたが、遂に新校舎にも燃え移り、煙の中を先生方が学籍簿や重要書類を持ち出した。‥・教員室が助かり、やれやれと腰を落ち着けたのは午後2時半頃でした。」
8月15日一敗戦とはいえ、何よりもうれしかったのは、空襲がなく安心して眠れる夜がきたことだった、と当時を知る人は思い出を語っています。9月2日一降伏文書の調印が行われ、連合国による日本占領と占領政治が始まりました。連合国軍の進駐により市内中心部の土地・建物は軍用施設として接収され、港湾の90%は軍用施設となりました。
南区では、宮元町、宿町、花之木町の一部4万5000坪、山谷、平楽、中村町の一部1万8495坪が兵舎や住宅地として、また共進小学校(現・中学校)の講堂はアメリカ軍の体育施設として接収されました。現在、蒔田公園のあるところは、カマボコ兵舎が立ち並び、銃を持ったアメリカ兵が24時間パトロールしていました。また、若葉町から福富町あたりは陸軍の飛行場があり、戦後はアメリカ軍に接収され小型飛行機が飛び交い、私が小学校3年生の頃に接収が解除されたと記憶しています。
空襲、そして進駐軍による接収により全てを失い横浜の経済は大打撃を受けましたが、先人達はしっかりと克服し大都市に発展させてくださいました。
私は改めて先人に感謝し、安心・安全に生活できる横浜を創りあげていかねばとこの時期になると思うのです。
03年に、北欧の介護施設を目標に居住環境の改善、介護に質の向上を目指して、スタートした新しい特別養護老人ホーム(個人の意識を大切にして入所者に生活観を持ってもらうという発想で、(全室個室、10人単位で食堂兼居間を設ける、専属職員が個別ケアを行う。)が現在経営難にさらされています。
費用は入所者が住居・水熱光費を負担し、介護保険より補てんするものでした。しかし同時に導入された介護保険法により低所得入所者の支払い上限が6万円と定められ、それ以上は特養法人が負担することで運営が切迫してきたのが理由です。
高齢者が自分らしい価値を維持してきた生活を長く続けられることが出来るようにする。(普段使用している家具など持込みが出来る。)
残された能力に焦点を当て、社会的なつながりを積極的に作り出す。
例えば、右手が不自由なら積極的に左手を使えるように訓練します。
社会的交流の重要性から趣味や地域活動など積極的に参加を促進し、交流を深めるよう、住宅内には交流を深めるための共有作業ルームをつくります。
このような政策が出来るのも、消費税は25%所得税が40~65%の累進課税があるからです。
高齢化社会の日本はどう進むのがよいのでしょうか。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
このページも、今回からシステムを一新しました。
今までと違い、Web版とPDF版では、同じ内容でも、若干レイアウトをかえております。それぞれの方法で、より快適で、より読みやすいページにするという方針のもとで、このような形を試すことになりました。
これからも、皆様にご支持を頂けるよう努力してまいります。つきましては、皆様からの、ご意見、ご要望など、お待ちしております。どのようなことでも結構ですから、ぜひ丸山みねお事務社まで、皆様の声をお寄せください。
≪参考≫
☆AdbeReaderについて
AdbeReaderは、最近ではほとんどのパソコンに標準で入っているようです。
WindowsXP以前のパソコンでは、AcrobatReaderの名前になっている場合がありますが、同じ機能を持っています。
もし入っていない場合でも、PDFへのリンクボタンを押せば、自動的にダウンロード画面が表示されますので、画面の指示に従ってAdobeReaderをインストールすると、ご利用いただけるようになります。
ダウンロード・インストール・利用ともに無料ですので、安心してご利用ください。




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